音楽配信サイトmusic forecast 247
ITmediaで佐々木俊尚氏が ユーザーの音楽ダウンロードは無料、楽曲を提供するミュージシャンは有料
という音楽配信サービスを紹介していた。
音楽配信サイトmusic forecast 247(mF247)というところである。詳細は, 佐々木氏の記事を読んでもらいたいが, 以下の点で 非常に期待している。
- いまや硬直化したコンテンツ流通機構となったレコード会社を通じ無くても, アーティストが作品を世に出せる仕組みを作る
- インターネット時代に適合した音楽産業ビジネスモデルを切り開いてほしい
このサイトを立ち上げた丸山茂雄氏は, 梅田望夫氏のインターネットの真の意味は、不特定多数の無限大の人々とのつながりを持つためのコストがほぼゼロになったということである。
との言葉に触発されたという。そして, 以下のように語っている。
「いまのようなタイアップだけで音楽が売れるという時代はやがて終わりになって、コンサートで聴くのが当たり前になり、再びモーツァルトの時代のようになるのではないか」と丸山さんは言う。コンサートを開いてそこでTシャツやCD、キャラクターグッズを売るようなビジネスが増えていく。そうなれば、そこでエージェンシーやプロダクション、媒体の機能を持つ組織は必要になる。それがmF247の未来像だというのである。
実は, ミュージシャンの将来像として同じことをクリエイティブ・コモンズを提唱しているローレンス・レッシグが書いていた。(何に書いていたかは, 失念)
佐々木氏の記事の時点では収益モデルの問題は、いまも解決はしていない。mF247に曲をアップロードしたいミュージシャンが支払う1万2000円の審査料は、一定レベルのミュージシャンを確保するためのフィルタリング装置のようなもので、それで収益が上がるわけではない。楽曲はもちろん無料配信されており、バナー広告も排除されているから、どこにも売り上げの立つ部分がないのである。
と言う。
せっかくの試みなのだが, ここの詰めが甘いのは心配だ。当初, 私も「どうやって運営してゆくつもりなのか」といぶかしがっていた googleは, 今やマイクロソフトを脅かしかねない大企業になっているが, google誕生を読むと 当初から綿密にビジネスモデルを熟考していたことがわかる。この部分の計画無くしては先行きが不安である。
私から見ると, さらに心配なところがある。ウェブサイトのつくりが まるでいけてない。
見た目のデザインとしてではなく, そのサイト全体の使い勝手がまるで旧時代のものだ。amazonやapple を参考にして 再構築を願いたい。
- 会社概要をクリックしたら, アドレスバーまでけされた画面がポップアップ。クリックするたびに新しいWindowsが, バカバカ開く作りなんて 前時代のものだ。
- サイトの応答が遅い。ページが重い。太い回線はお金がかかるかもしれないが, これでは 人が集まらない。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 音楽配信サイトmusic forecast 247
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.tab2.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/45

コメントする